仕事が終わって、自転車で帰宅する際に
いつも電車の踏切を渡ります。
本日、帰宅途中の踏切は、電車が通過するため
遮断機は閉まっていました。
少し待つと、電車はいつもどおり通り過ぎたのですが、
電車が通り過ぎたあとに、バサッと音がしました。
気になって踏切内を見てみると、ビニール袋のような物が
踏切内のレールの上にあるのが見えました。
遮断機があがって、車、自転車、歩行者は一斉に踏切を
渡りはじめましたが、
私の少し前にいた歩行者の男性(40歳くらい)が、何気にそのビニール袋を
スッと手に取って、踏切を渡ってから少し先に置いたのを見ました。
私は後ろから見ていましたが、ビニール袋の中身は書類みたいな物が
入っており、ずっしりしているように見えました。
電車には排障器が装着されているので、
レールの上に障害物があっても、事故は防げるかもしれません。
ただ万が一の確率ですが大きな事故に繋がる可能性も考えられます。
何気なく、レールの上にあった障害物を拾って移動させてくれた
男性の行動力に感謝です。
世の中、悪意もあれば、善意もあります。
誰も見ていないところで、このような善意によって、
救われていることも多々あるのだろうと感じました。