先日、
仕事で安全運転の話を聞いてきた内容を記録します。
講師は、安全運転のプロで、
会社で発生した車両事故についても全て
確認されているとのこと。
まずは、見通しの悪い交差点を運転するケースで、
講師からの問いかけがありました。
「なぜ、交通規則を確実に守らず運転している人もいるのに、
事故が発生しないのか?」
答えは、
「どちらかがルールを守っているから、交通事故にはならない。」
事故が発生するのは、
自分も相手もルールを守らないからで、どちらかが守れていれば
事故の発生確率は低いと説明されていました。
また、行動や環境の条件に対する、事故の発生率は以下の通り
・不安全行動+不安全状態 約89%
・不安全行動のみ 約 8%
・不安全状態(不安全行動あり)約 2%
・不安全状態(不安全行動なし)約 1%
不安全な行動と不安全状態が重なると当然のように
事故発生確率は89%と跳ね上がります。
<人は間違えるいきもの>
両国国技館の住所を読んでみました。
とうきょうと すみだく よこづな
ではなく、
とうきょうと すみだく よこあみ
と読みます。
私は、無意識に、「よこづな」と読んで、間違えました。
(単純な人間です)
次に下記の文章を読んでみました。(実際はもう少し長文)
「みさなん こんちには ほじんつは・・・」
文章が間違えて書いていても、意外と以下のように読めます。
「みなさん こんにちわ ほんじつは・・・」
私は間違えている文を、
間違えていない文で読んでいました。
最初と最後の文字以外を入れ替えても読める現象は、
タイポグリセミア(Typoglycemia)と呼ばれます。
このことから、人間の特性として、
①人間は間違える生き物である。
見間違い、聞き間違い、言い間違い、
思い間違い、覚え間違い、やり間違い
②間違えるの(不注意)は災害の原因ではない。
間違えるの(不注意)は、原因ではなく結果
どうして間違えること(不注意)になったのか、原因究明が必要である。
間違える(不注意)原因は、
錯誤、錯覚、うっかり、ぼんやり、近道反応、省略行為がある。
2へ続く