日常のある出来事

色々と挑戦してみます。

安全運転の話の出来事2

 

安全運転の話の出来事1のつづき

 

 間違える(不注意の)原因は、

  錯誤・錯覚、

  うっかり・ぼんやり、

  近道反応、省略行為

  

 <錯誤、錯覚>

  人間はすべてのことを正確に知覚し、正確に判断して

  行動することは出来ない。

   錯誤:まちがうこと

   錯覚:事実を違うものに知覚すること

  

 <うっかり・ぼんやり>

  睡眠不足や栄養不足、考え事などにより集中できない。

  

  

 <近道反応、省略行為>

  面倒などで、横断歩道のない道を斜め横断するなど、

  効率化という言葉で省略行為を正当化する。  

  

 

 人間は必ず間違える(不注意)ので、対策が必要なのですが

 間違える(不注意)人にどのように指導すればよいか・・・。

 

 人間の判断基準は、「快」か「不快」が大きく影響ので、

 ルールやアドバイスが正しいだけでは、決められたことを

 守れない。

 

 不快な状態とは

   怒られる。

   体調が悪い。

   納期間近で時間に追われている。

   予定があるのに、仕事が終わっていない。

   みんな守っていないのに、自分だけ守らなければならない。

   など。

 人が、そのルールに対して、不快と感じてしまうと

 ルールを守ろうとしない。

 

 これは、ルールを守らなかった時のリスクとメリットを

 把握出来ていないから、ルールを守らないので、

 リスクをキチンと把握できれば、ルールを守ることができる。

 

 例えば、大事なお客さまとの打合せに車で向かっていて、

 時間に遅れている時、

 普通はお客さまに遅れる旨を連絡して、いつも通りの

 運転をすれば問題なのですが・・・。

 

 連絡せずに無理をして、いつもよりスピードを

 出してしまう場合のリスクとメリットは以下の通り。

 

  リスク(何かあれば)

   ・検挙か事故で、約束の時間に間に合わない。

   ・検挙か事故処理の対応

   ・事故処理で上司、同僚の負担増

   ・会社の信用が失墜する。SNSで投稿される

   ・会社のイメージダウン

   ・イメージダウンによる業績悪化

   

  メリット(何も無ければ)

   ・約束の時間に間に合う

   ・仕事が早く終わり残業しなくて良い

   ・自己営業成績がアップ

 

 リスクを軽視すると、

 目先のメリットしか見えません。

 

 ルールを守るためには、

 その行動を選択した時のメリットとリスクを正確に理解して、

 判断できるよう、指導することが重要。

  

   

 

 

 3へ続く