安全運転の話の出来事2のつづき
★人はどんな時にリスクをとる時は。
①リスクを取った際、得られるものが大きいとき
②リスクを取らなかった際に、失うものが大きいとき
③リスクを感じていない(正しく評価できていない)とき
リスクを優先するのは、社員一個人だけか、
複数社員か、職場全体か、会社全体なのかを考える。
★組織としてどのように安全運転に取組むかは、
⇒個々への指導が効果的とのことでした。
組織であれば経営者、個人であれば従業員へ
安全意識の浸透を図る。
組織的なら、トップを変える必要がありますね。
★安全運転には4種類の技能が必要とされ、
上記の階層は、順位が上がるほど重要度が高い技能で
上位(組織)が下位(個人)を支配します。
例えば、
①運転技能、②危険予測能力があっても、
③運行計画に無理があり、朝から運転した後に
夜通しの運行計画であれば、運転者が過労により
いつもより注意散漫となることで、事故のリスクが上昇します。
また、組織として④安全運転意識が低く、ベテランや中堅社員が
ルールを守っていないのに若い社員だけルールを守れと言っても、
誰もルールを守らないことでリスクが上昇します。
リスクを理解した上で、組織(職場)としてルールを守るという
雰囲気があって、若手もルールを守りますので、
皆さんの指導で事故を防いでくださいと締めくくりました。
最後に、お礼は全員で拍手をするのですが、
講師の方は、拍手ではなく無事故で返して欲しいと言われました。
世の中には絶対はなく、どれだけ気をつけていても
事故は向こうからやって来る場合もあります。
できる限り車両事故はしたくないものです。
<おまけ>
私が駐車場をバックしていた時、左のミラーと控壁(ひかえかべ)を
接触させてミラーを破損、自損事故の経験があります。