本日は、会社でドローンの実技試験と
操作訓練でした。
・「ドローン自体の機能と性能」
・「操縦者の飛行経歴・知識・技能」
・「安全を確保するための体制」
の3つから総合的に許可の判断がなされます。
ドローンの飛行許可申請には、条件が定められており、
その一つに操縦者の「飛行経歴」があります。
これは、令和4年6月の改正航空法で決められており、
「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領」には、
「飛行を予定している無人航空機の種類(飛行機、回転翼航空機、
滑空機、飛行船のいずれか)別に、10時間以上の飛行経歴を
有すること」と明記されています。
このことから、
会社でドローンを扱いする際にも、筆記試験と実技試験、
更に10時間以上の操作実績が必要があります。
会社の筆記試験は、すでには合格しているため、
今回は残りの実技試験のため、体育館のように大きな建物の中で、
ドローン操作行ってきました。
午前中は、ドローンの設定や操作に慣れるための準備を行い、
13時から実技試験を行ったところ、無事に合格できました。
実技試験では、GPS機能無しの状態でドローンをする
必要があるのですが、
GPS機能がない状態だと、ドローンがフラフラして
操作が格段に難しくなります。
GPS機能の有り難さが身に沁みます。
さあ次は、10時間の操作実績のためにGPSをオンにして
ドローンを動かしていたところ、事件は起こりました。
ドン ガッシャーン
音のする方向見ると、後輩くんが操縦する
ドローンが壁にあたって、豪快に地面へ激突!!!!!!
していたいました。
後輩くんはすぐさま、
ドローンに駆け寄って、状態を確認しており
「大丈夫」と言っていたので、
余り気にしていませんでした。
しかし、しばらくすると、
後輩くんがドローンを持って、
大きな四角をなぞっています。
不思議な行動??
何をしているんだ??
落ちたドローンを注意深く確認してみると、
・カメラがダラーンとなって、ジンバルは機能していない。
(ジンバルは、カメラを安定させる装置)
・エラーが表示されており、
キャリブレーションの設定が必要との事。
設定の指示通りに、四角になぞってもエラー表示続く。
( キャリブレーションは、ドローンのコンピュータに送られる
データが、ドローンが体験していることを正しく表現しているか
どうかの確認行為)
・よく見ると、外観にも異常が・・・壊れてる。
足の付根のプラスチックが見事に割れています。
プラスチックの小さいカバーも外れて落ちていました。
などの不具合が起こっていました。
インターネットで直らないか必死で検索してみましたが、
直感しました。 これは、直らんなー。
他の部署からお借りてたドローンだったので
上司を含め関係各所にすぐに連絡です。
事務所へ戻って、すぐに借用していた部署の
担当者と役職者に謝罪しました。
このドローンはすでに製造しておらず、
部品もあるか分からないため、修理も
できない可能性が高いとのこと。
私達ではどうすることもできないので、
今後の対応は、お任せになります。
こんなことが無いと色々調べたりしません。
今回色々と調べたことが我々の知識となりました。
カタチあるものは、いつか壊れます。
ドローンも例外では無く、寿命だったのでしょう。
と開き直ります^0^