仕事で現場の出た時は、
必ず声を出して指差、呼称をしています。
正確には、
目標物を指で差して、呼称して
確認をしています。
それぞれの意味は以下の通り。
指差:指でさし示すこと
呼称:名づけて呼ぶこと
確認:確かめること
なぜ声を出して、指差呼称をするのか。
・単純に間違えないようにするため。
間違えることが事故や災害につながる場合もあり、
これを防ぐ必要があります。
人はもともと、
急ぎ、めんどう、思い込み等により
間違える生き物なので、
指差、呼称、確認で未然防止します。
まあ、私が間違える時の要因も、
大体この3つに当てはまっています。
私が入社した頃は、
指差、呼称、確認をすると
HE(ヒューマンエラー)発生確率は、
1/3になると教えられました。
しかし(公益財団法人)鉄道総合技術研究所の
実験によれば、1/6となっているようです。
プライベートでも簡易的に使うことで
「あれ?玄関の戸締まりしたかな~」
などの出先の心配事を減らすこともできます。
玄関の確認をする時は以下ように使っています。
①鍵を閉めた後、鍵穴を指差し、声を出して「施錠よし」
②ドアを引いても開かない確認後、声に出して「戸締まりよし」
これだけで、脳の中に戸締まりしたと記憶として残ります。
声は、自分で聞こえれば小さくても問題ありません。
①確認する対象をしっかり見て
②確認する対象を指で差す
呼称する項目を声に出しながら、
右腕を真っ直ぐ伸ばし、
対象から目を離さず人差し指で対象を指差します。
指を差す際は、右手の親指を中指にかけた
「縦拳」の形から、人差し指を真っ直ぐに突き出すと、
指差しが引き締まります。
③差した指を耳元へ
差した右手を右の耳元まで戻しながら、
「本当に良いか(正しいか、合っているか)」反すうし、確かめます。
④右手(左手)を振り下ろします。
確認できたら、「ヨシっ!」と発声しながら、対象に向かって
右手を振り下ろす。
私は特にそうですが、
人は無意識に行動している事が多いので、
黙って行動するより、
身体を動かし、声を出して意識的に行動することで、
ミスを減らします。
<どんな時に使うか>
・窓、玄関の戸締まり。
・照明の消灯。
・エアコンの電源切
・ガスの元栓の閉
意識しだいで効果が変わる!?指さし確認でヒューマンエラーを軽減|ものづくりの現場トピックス | キーエンス (keyence.co.jp)